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※未定

第7章 信用

「「わかった!」」


さっきまでの涙が嘘のように砂場へかけていった2人をあっけにとられながら見ていると、今度は俺に向けて話しかけてきた。


「華邑くん、何が飲みたい?」


「え、いや…自分で払うから…」


「僕が碧くんたち振り回しちゃったんだし、それぐらいのお礼はさせてよ。ね?」


俺はその言葉に甘えさせてもらい、「一番安いやつで」と頼んだ。


赤城はそれを聞いて苦笑していたが、わかったと頷き、自販機へと歩いていった。

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