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※未定

第7章 信用

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「…ってことなんです」


俺はアイスコーヒーを一口飲みながら事の顛末を赤城から聞いていた。


「迷惑かけて悪かったな…後であいつらにはちゃんと言っておくから」


「ううん。僕は楽しかったから全然大丈夫だよ」


「にしても、お前でも公園に来ることあるんだな」


金持ちっててっきり家で映画でも見てるもんだと思ってた。


「う、ん…ちょっと気分転換にね…」


何故だか気まずそうに目を逸らした赤城はコーヒーをぐっと飲んだ。

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