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※未定

第7章 信用

砂場で遊んでいる碧たちに視線を移すと、自然と笑みがこぼれた。


「……そんな顔もするんだね、華邑くん」


「ん?何のはな……悪い、これちょっと持っててくれ」


「え、あ、いいけど」


公園の入り口に見えた女の子に俺は近づいていった。


『ふぇ、ままどこぉ…』


「どうした?迷子になっちゃった?」


『お兄ちゃん、だれ?ままのこと知ってるの?』

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