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◇車の中１◇

－泉視点－

「流石は、奥様
ですが、タイヤをパンクさせてしまえば同じ事です！」

ロークは、再び車の窓から身を乗り出して、ライフルを構える。

「茶羅、またスピード少し落として」

そう言いながら、所太郎も窓から身を乗り出す。

「了解」

所太郎に言われ、車のスピードを落とす茶羅。

え、何これ？

確かジャンル、年の差ＢＬだったよね？

作品のジャンル、変わってない？

「ロークさん！
車のタイヤをパンクさせたあと、中から出て来た執事達を気絶させます！」

「所太郎、頼むぞ！」

ロークは、１台ずつ確実にタイヤをパンクさせた。

すると、中から執事達が出て来た。

それと同時に、所太郎が瞬間移動で次々に、執事達を背後から気絶させる。

全員を気絶させたあと、所太郎は瞬間移動で車の中に戻って来た。

「ローク、所太郎
お疲れ様」

「所太郎、お疲れ
ロークさん、お疲れ様です」

茶羅は、スピードを上げて運転を続けた。