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僕の専属執事は10歳年上

第1章 ~プロローグ~

「ふむ、泉坊ちゃまの言うとおりですな」

「泉坊ちゃま、身に余るお言葉でございます!」

僕に褒められたのが、よっぽど嬉しかったみたいだ。

「それじゃあ、じいや
行って来ます」

「坊ちゃま、いってらっしゃいませ」

僕とロークは、駅に向かって歩き出す。

◇JR京橋駅・ホーム◇

「おぉ…。
平日の朝の駅のホームって、本当に人がゴミのように多いんだなぁ…。」

駅のホームに着くと、あまりにの人の多さに驚く。

「坊ちゃま
富崎家の跡取りが、そんな汚いお言葉を口にしてはいけませんよ」

「はーい」

それから少しして、電車がやって来る。

「坊ちゃま、この電車は乗らずに次の電車に乗りましょう」

「そうだね」

僕達は、次の電車に乗った。

そのおかげで、一番前に並んで乗ってすぐに2人分の席を確保する事が出来た。

目的地の駅に着き、学校にも着いて無事に入学式を終える事が出来た。

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