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風俗課に配属されました

第10章 倉田俊二 風俗課を利用する事情①

妊娠中の美樹との性行為を控えていた俺に
風俗課の制度は有り難かった。

いくら美樹を好きであっても
性欲だけは別問題。

ましてや風俗課の利用は
福利厚生の一環であり
社会保険加入者に与えられた当然の権利だと
社長の本條斗真も主張していた。

結婚や美樹の出産で出費がかさみ
風俗どころか遊ぶ金の余裕も無い俺に
自己負担額が3割の風俗課を
利用しない理由なんてどこにも無い。

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