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風俗課に配属されました

第122章 俺も一ヶ月前を振り返る②

『若菜とは結婚出来ない』

若菜から笑顔が消え
厳しい表情になった。

『どういうこと?』
『それは……』

ここで友香のことを言うべきか
言うまいか悩みどころ。

『プロポーズしてくれたよね?
待たせちゃったのは申し訳ないけど』
『気持ちが変わったんだ。本当に
悪いと思ってる』

友香のことは伏せることにした。

『私にはもう気持ちが無いってこと?』

正直なところ……ある。

でも、ここは……

『無い』

中途半端に期待を持たせてはいけない。

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