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風俗課に配属されました

第15章 瀬戸奏多 風俗課を利用する事情①

裸の女性の身体をまじまじと見るのは
初めてのことであり
今までの俺はそんな余裕すら無かった。

「そんなに見られると……照れちゃう……」

ベッドの上でちょこんと女座りをして
恥ずかしそうな若菜。

「初めてだからかな」

若菜の腰に手を回すと唇を重ね
舌を絡めるキスをする。

緊張の中にも若干の余裕がある。

その余裕は若菜あってのものであり
それが例え若菜の初々しい演出であっても
俺の為にしてくれていると思えば
嬉しい限りである。

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