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風俗課に配属されました

第7章 それでも好きなんです

「立場上な……」

明らかに斗真社長の声のトーンが変わった。

「立場上ねぇ……」

今度は呟くような小さい声。

「うーん……」

仰向けで寝ている状態で
腕を組んで目を閉じた。

「若菜ぁ……」

……ちょっと甘えた感じにも……聞こえた。

「目を閉じたら……どうするんだっけ?」

……キスの合図。

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