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風俗課に配属されました

第7章 それでも好きなんです

キス……したいに決まってる。

目を閉じている斗真社長に向かって
足音を立てず一歩一歩近付く。

お願い……目は開けないで。

一歩一歩が「好き」と呟いているようで
斗真社長の唇に辿り着く頃には
その想いが溢れかえっているだろう。

だからといって引き返せない。

ずるいよ……斗真社長。

「好き」「好き」「好き」「好き」

ベッドの中央で目を閉じる斗真社長の
傍らに座ると私から……

唇を重ねた。

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