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風俗課に配属されました

第8章 本條斗真の事情②

「んッ……」

掌で覆うように乳房に触れてみると
身体全体をビクッとさせ腰を引いた。

……怖れている?

それとも経験が浅い?

本来であれば朝比奈先生から
彼女たちの情報を頂くわけだが
若菜に関しては先入観を持ちたくなく
情報の提供は控えてもらった。

「そんな調子だと仕事にならん」

若菜は瞳を潤ませ唇を噛み締める。

……ここまでが限界。

若菜が壊れてしまいそうで。

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