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☆時計じかけのアンブレラ☆

第13章 君がいるから

side M

「…潤くん…」

「…ん…?」




「もう…めちゃくちゃにしていいから…



潤くんの…全部、俺にちょうだい…」


かずは、さっきのSの顔からは想像も出来ないくらいトロンとした顔でそう言った。


「かず、どうしたの?

そんな煽られたら優しくする自信ない…」

俺は茶色のキレイな潤んだ瞳に吸い込まれるようにキスをした―――。


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