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☆時計じかけのアンブレラ☆

第13章 君がいるから

side N

「潤くん…熱い…」

潤くんのモノが俺のナカでドクドクと脈うった。


もう…溶けそう。。


こんなに余裕のない潤くんを見られるの俺だけって今だけ思ってもいいかな…。

潤くんの背中に手をまわす。

潤くんもそれに応えてギュッと抱きしめてくれる。


幸せだ。

このまま時間が止まればいいのに…。

「かず…、俺幸せだよ…」

「…うん。俺も…幸せ…」

嬉しい。潤くんも同じこと思っててくれたんだね。


自然と涙が零れた。


「…かず、大丈夫…?」


薄れゆく意識のなかで、潤くんの声が聞こえたような気がした。



そのまま、俺は深い眠りに落ちていった……。

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