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☆時計じかけのアンブレラ☆

第1章 秘密 <伝えたいこと>

side N

「…ん…
あれ、俺…」

「たしか…リハ中に倒れて…
…ん?」

「潤くん!?」

そこには、ソファーで寝ている潤くん。

(あ、そういえば、ウチまで送ってきてもらって…。
薬を飲ませてもらった記憶まであるんだけど…。

…タオルも冷たい…。
もしかしてずっと看病してくれてたの…?)

「ありがと…」

俺はソファーで横になっている潤くんにそっとキスをした。

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