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☆時計じかけのアンブレラ☆

第7章 Magical Song〜春風スニーカー〜

情事の跡を洗い流して、2人でリビングにいる。

「今日は楽しかった〜」

「俺も〜。久しぶりに童心に返った感じ」

「ほんと?良かった〜!
俺だけ楽しんでたかと思った」

「んなわけないでしょ」

「かずと外でも一緒にいられて幸せだった」

俺の率直な気持ちを伝えた。

「ふふっ。
昼間なんて一緒に出歩けないもんね。
また、あいつにお願いしよっか?」

かずがはにかんだ笑顔を見せた。

「かず、最初乗り気じゃなかったのにね」

「気が変わったの〜」


――――――――――

その頃のマジカルまさき……。


「あ〜、危なかった。
魔法の効果、2時間前に切れてた。
でもあの2人、何も言ってなかったからギリギリセーフだったかな。
今度会ったとき言っとこう〜っと。
俺もまだまだだな〜」

<おしまい>

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