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☆時計じかけのアンブレラ☆

第1章 秘密 <伝えたいこと>

とうとう楽屋に2人きり。

「じゃあ俺らも行こっか!」

「う、うん!」

慌てて潤くんのあとを追いかける。

「どうぞ。お嬢様」

「お嬢様じゃないもん!…ありがと」

地下の駐車場で、車に乗り込んだ。

このとき、俺らは知らなかった。。





物陰から、様子を伺っている3人がいたことを……。





「潤くん、どこ行くのー?」

「んー、ひみつ」

車は首都高を抜けて走っていく。

(潤くんの運転する姿カッコいいなぁ。。)


そんなことを思いながら、心地良い振動に揺られ、いつの間にか寝てしまっていた。

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