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☆時計じかけのアンブレラ☆

第1章 秘密 <伝えたいこと>

side N

「あ、それから、2人のときはニノじゃなくて、『かず』ね!」

「うん。…かず。

なんか照れるな…」

「潤くんが照れてどーすんのよ(笑)!」

可笑しくなって2人で笑いあった。



それから、俺と潤くんは普通のカップルみたいに付き合い始めた。

お互いの家を行き来したり、仕事で会えない日は、電話やLINEでやりとりした。


そんな日々が数週間続いたある日。
今日は5人での収録の日だった。

朝、潤くんからLINEが来た。

『今日収録終わったあと、時間ある?
ドライブ行かない?』

『うん!行く!』

無事収録が終わり、他の3人が楽屋をあとにするところ。

「じゃあニノ、松潤お先でーす」
「「お疲れさま〜!」」

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