ガラスの靴がはけなくても
第5章 赤のしるし
倒れていた身体が起こされてもたれるように私を座らせると、ソファーから降りた部長。
「いい眺め」
両足をソファーにあげられ、あろうことかその足元に跪く。
太股を押さえられ閉じることを許されない。
「ッッ!やっ、こんな…!あぁっ」
ショーツ越しになぞっていた指が、隙間から直接ゆっくりと秘部へと押し入ってくる。
「指飲み込んでく藤野のココ、すげぇやらしいな」
「やぁッ!…あぁっ!見ない、で…!」
「見るなって言われても無理だっての。本当は欲しいんだろ?ヒクついて離そうとしてない」
探るように進んでは戻る指の動きは激しいものじゃないのに、私に伝わる感覚はひどく大きい。