ガラスの靴がはけなくても
第9章 彼の秘密
それに逆らうことなんて出来ず。だって、私が自分でねだった。
身体を起こして、慶司さんの反り立つ塊に向き合う。
経験は多くはないけれど、それでも大きい方だってことは分かってた。
でも、昨日は直視する余裕なんてなくて。
そっと、指で触れるとピクリと動く。血管が浮きそうなくらいに張ったソコの先からは透明な汁がしたたり落ちそうだった。
指先でなぞってから竿をしごくと、慶司さんから吐息が漏れた。
あぁ、これが私の中に入るんだと思うと下腹部がぎゅってなる。
もう少し触りたいって思ったけど私ももう限界で、コンドームを被せると恥ずかしいと思いながらも再び彼の上に跨った。
そして、彼の熱を私の濡れた秘穴に招き入れる。
「はっ、…ッ!すっげぇやらしい。俺のうまそうに飲み込んでる」
「ふぅっ、あっ、見ないでくださ、いっ!」
両手を慶司さんの手にとられて繋がれて、上体を起こされると繋がってるところは彼から丸見えになる。
「お仕置きって言っただろ?自分で入れて感じてる姿見られて恥ずかしい?」
「やぁあっ、入って…くるっ!あっ、だめっ!あああっ!」
彼が言う通りに恥ずかしいのに、だんだんと入っていく感触が堪らなくてそれだけで軽く達してしまった。