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ガラスの靴がはけなくても

第2章 キスの温度



「一つだけいいですか?香織さん彼氏いるのに合コンって」


「うふ。大丈夫よ。大丈夫」


「…………」


吉と出るか凶と出るか。

結局参加を決めた合コンとやら。

失恋と休み明けの憂鬱な月曜日は、良くも悪くも私を振り回す。



………仕事を終えて、家にたどり着いた時にはすっかり疲れきっていたのは言うまでもない。




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