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15年間片想いしてみた

第1章 -出会い-

俺の最初の印象としては、かわいいのはもちろんなんだけど、(白っ!?白すぎだろう!)だったと思う。

それほど白かった。
白すぎて体調が心配になり、声をかけてみたかったが、小学四年生というものは意外と侮れない。
当時の俺はその整った容姿を見て、この女の子は自分とは住む世界が違う、そう悟っていた。

それがわかると妙に虚しくなり、りょうと話してその日は終わった。


まさかあの子を、あんなに好きになるだなんてこの時の誰も思ってもみなかっただろう。

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