きっと あなたと・・・
第155章 ーマンション-詩織・柊- ー
***詩織***
久しぶりに柊さんと話せて・・・
前みたいに普通に話せたことが嬉しくて・・・
なんだか名残惜しくて・・ずっと見送ってしまう。
柊『早く入って^^』
そんな私を知ってか知らずか・・・
振り返って笑顔を見せてくれた柊さんに安心した。
手を振り返してマンションに入ろうと鍵を取り出すと、
すぐ後ろで、車のドアが閉まる音が聞こえた。
思わず振り返ると・・・・
礼志『おかえり^^今日は柊くんとデート??』
出た・・・礼志さん・・・
最近、マンションの前で待ってることが多い。
婚約式をキャンセルして以来、意地になってるのか・・
逆にしつこくなって・・・うんざりする。