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きっと あなたと・・・

第155章 ーマンション-詩織・柊- ー


無視してマンションに入ろうとすると、後ろから手首を掴まれて、
その拍子にキーケースが手から離れた。


礼志『ずっと出張だったから・・・会いたくなってわざわざ来たのに・・・相変わらず冷たいね』

すっと近付いて私の頬に触れると、ニコッと笑う礼志さん。

なんだか怖くて・・あとずさりしてしまう。


礼志『そんな顔しないでよ^^』

後ろに下がると、また近付いてくる・・・

いつもはすぐに諦めて帰るのに今日は・・少し様子がおかしい。

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