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きっと あなたと・・・

第155章 ーマンション-詩織・柊- ー

***柊***

マンションに入って行く詩織さんを確認して歩き始めると、

車のドアが閉まる音が聞こえて・・・
振り返ると背の高い男の人が見えた。

最初はそのまま宿舎に向かって歩き始めたけど・・・

しばらくして、ふと思い出した。

あの白い車・・・・・もしかして??

でも・・・そうだったとしても、僕が口出しするようなことじゃない・・・

そう思いながらも、足は詩織さんのマンションに向かって歩き出していた。

「きゃ・・!!」

詩織さんの声がかすかに聞こえた気がして、急いで向かうと、

気付いたら、礼志さんを詩織さんから引き剥がしていた。

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