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仲村慶彦の憂鬱な日々

第7章 放課後

「ヨシヒコ、オマエも脱げ」片チンはオレに脱げと言ってきた。

…負けた…

「あぁ~、わかったよ、どうせオレは仮性人だよ!さぁ見やがれ!」一気にズボンとパンツを下ろした。

「オレより小さいじゃんww」

確かにポチョムキンのに比べれば小さい。しかも皮が…

あぁ~、一生の不覚!

「ごめん、ポチョムキン!オレが悪かったよ~」オレは半泣きでポチョムキンに謝った。「何でこんなことで争う必要あるんだよ、意味わかんねーし!」ポチョムキンの言うとおりだ。

そうだな…フル○ンになりながらオレたちは仲直りした。

「んじゃ早く戻ろう」片チンが帰ろうとする。

「待てリア充」「テメーのも見せてみろ」オレたちは矛先を片チンに向けた。

「オレ、カンケーねえじゃん?何で脱がなきゃなんないんだよ?」片チンが抵抗するがオレたち二人で一気に脱がした!

「あり?意外とフツーだ」ポチョムキンがマヌケな声で言った。

「でもオレのより立派だよ」オレは片チンにも負けた…

「片チン悪かったよ、全部オレがいけないんだよ!悪いのはこのオレだ~!」また半泣きで謝った。

「いいから教室戻ろう」3人でフルチ○になりながら更に結束が強まった気がした。







そんなこんなで、昼飯は3人で仲良く食い、午後の授業はセンセーが読む教科書がお経に聞こえ、眠いから寝る。



気がつきゃ授業は終わり放課後だ。

「じゃ、ポチョムキン明日観せてくれよな~」例の学園モノのDVDだ。

「わかった、んじゃあな」

そしてポチョムキンと別れオレはチャリ置き場に向かった。



片チンはまた女子と一緒にさっさと帰りやがった。



(アイツ、ホントに一回しかしかヤッてないのか?ウソくせーな)

片チンはオレたちに気を使ってそう言ったのかも。



まぁどっちにしろ、経験者と未経験者との違いだ。

この溝はかなり深い。

オレたちが経験者になるまで埋まらないだろな。



それにしてもあの二人に負けたとは…



悔しい~!



…まぁでも大きさじゃないよな、大きければいいってもんじゃないからな。



…でも二人とも皮が…大人だったじゃね~かよっ!オレだけまだ、サナギの状態じゃね~か!こりゃなんとかクリニックってとこで手術せにゃならんかもしれないじゃん!



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