仲村慶彦の憂鬱な日々
第8章 放課後2
こいつは確かバスケ部のはずだ。
「奈央、今日部活は?」
オレは他の女子と会話するのが丸っきりダメなのだが、こいつだけは何故かフツーに話せる。
多分、小さい頃から一緒に遊んだりしたからだろう。
「あ、部活は今日休み。」
「そっか、生理か…」
バキッ!!後ろから強烈に蹴られた!イテ~っ!
「何言ってんの?バカじゃない?マジありえない!」
奈央が思いっきり蹴りかましやがった。
「あぁ~、折れた、背骨が折れた~あぁ、あぁ~」とわざとらしく背中を押さえて叫んだ。
「んなことよりさぁ、バイトやってるのおばさん良く思ってないみたいだよ。ウチに来てよく言ってたよ。『あの子が、バイト辞めて勉強してくれればいいのに』って」
これだから家族ぐるみの付き合いはイヤなんだ。
何でもかんでも筒抜だ。
あぁっ!!!
今朝の…奈央にバレたらかなりヤバイ!
そう、オレはあさイチから愚息を納める為にモーニングズリーセンをかまし、妹にバレてしまった。
しかも口止め料として一万が消えていった。
しかし、あの鬼畜な妹だからこいつにバラすのは時間の問題だろ。
…マジ一人暮らししたい!
妹も鬼畜だが、この奈央も案外鬼畜なのかも…いや、女ってのは、内心は悪魔なのかも?
イヤ~っ!
…さてバイトいこっ。
「奈央、今日部活は?」
オレは他の女子と会話するのが丸っきりダメなのだが、こいつだけは何故かフツーに話せる。
多分、小さい頃から一緒に遊んだりしたからだろう。
「あ、部活は今日休み。」
「そっか、生理か…」
バキッ!!後ろから強烈に蹴られた!イテ~っ!
「何言ってんの?バカじゃない?マジありえない!」
奈央が思いっきり蹴りかましやがった。
「あぁ~、折れた、背骨が折れた~あぁ、あぁ~」とわざとらしく背中を押さえて叫んだ。
「んなことよりさぁ、バイトやってるのおばさん良く思ってないみたいだよ。ウチに来てよく言ってたよ。『あの子が、バイト辞めて勉強してくれればいいのに』って」
これだから家族ぐるみの付き合いはイヤなんだ。
何でもかんでも筒抜だ。
あぁっ!!!
今朝の…奈央にバレたらかなりヤバイ!
そう、オレはあさイチから愚息を納める為にモーニングズリーセンをかまし、妹にバレてしまった。
しかも口止め料として一万が消えていった。
しかし、あの鬼畜な妹だからこいつにバラすのは時間の問題だろ。
…マジ一人暮らししたい!
妹も鬼畜だが、この奈央も案外鬼畜なのかも…いや、女ってのは、内心は悪魔なのかも?
イヤ~っ!
…さてバイトいこっ。