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仲村慶彦の憂鬱な日々

第19章 家庭教師?


「そうか。大丈夫だ!オレは口がかたいからな!安心しろ!」
これはオレの中に閉まっておこう…
「何言ってんの?亜美ちゃんこの前、大学生ぽいオトコの人と一緒に駅前にいたらしいけど、まさか彼氏じゃないよね?」

何だと!?
あの小娘に年上の彼氏だと?
っていうか、そのオトコは何者だ?

まさか、妹はそいつに…
うわ~、想像したくねぇ!

何かショック!色々とショックだ!

「でもまだ彼氏と決まったワケじゃないから。亜美ちゃんなら大丈夫だよ」
なぁにが大丈夫なんだ?

…そういや。
「奈央、オマエ彼氏いるのか?」念のため聞いてみる。

「アタシ?いないいない!誰か紹介して欲しいくらいだよww」
ほうほう。いないのか。
まぁ、こいつは彼氏いようがいまいが関係ない。

とりあえず亜美だ。
こりゃ母ちゃんに言った方がいいのか否か。

…何だかんだと考えてたらウチに着いた。

「キャハハハハハ、ウケる~」
亜美の声だ。何だか賑やかだな。

ん?ありゃオトコじゃないか!しかも母ちゃんまで一緒だ!

「あ、ヨシヒコお帰り。この人ね、亜美の家庭教師をしてくれる井上さん。ほら、挨拶しなさい」

カテキョ?

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