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いろいろ嵐 〜短・中編小説~

第3章 保健の先生 ~大野×松本~

…また俺恥ずかしいことした?
……心配した時間返してください
でも倒しちゃったのは事実だから本当は痛いのかも…


潤「全然痛くないよ?俺頭上げてたから打ってもないし(笑)とりあえずこれから昼絶対来いよ?来なかったら呼び出しするからな?」

智「……ハイ…」


ほぼ脅されて約束してしまった…
これから俺どうなるんだろ…



扉がいきなりガタッと音をたてた

「ちょっと松本先生ーなんで鍵しまってるのー?」

潤「ごめん急用な仕事できてさ、必ず今日の分埋め合せするからまた今度」

「んーわかったーまたねー先生ー」

潤「はい、さよならー」

やっぱ約束してたじゃん…
誰かわからないけど本当にごめんなさい…
つかなんで鍵しまってんの?
俺が入るときは開いてたのに…

それより……

智「先生急用って…」

潤「あぁ嘘嘘♪だから気にしないで(笑)」

智「じゃあなんで……」

潤「智部活は?」

智「……帰宅部です…けどそれより……」

潤「よし、じゃあ部活が終わるまで話すか♪」

智「え?」

潤「暇だし話し相手になってよ。智のこともっと知りたいし」

智「いや…帰ります…」

これ以上寿命を縮まされると俺死ぬの明日とかになっちゃうから…

先生から離れようとするが、がっちりホールドされてて動けない



そのまま本当に全ての部活動が終わるまで離してくれずずっと話していた
どんなに時間が経っても緊張は解けずガチガチでなんの話してたかは全く覚えてないけど、とりあえず今日だけで寿命10年縮んだのはわかる



これから俺はどうすればいいんだ……





〜END〜

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