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いろいろ嵐 〜短・中編小説~

第4章 幼児化 〜all〜

玄関を出ると翔ちゃんも争いに加わりたかったのか松潤の方へ走っていった

まーくんを右手で抱っこし左手で翔ちゃんと手を繋いで歩いてる松潤の後ろを、俺と和は手を繋いで最寄りのスーパーへと歩いた


スーパーに着き松潤から降ろされるなりお菓子売り場へとダッシュしたまーくん

潤「ずっとお菓子売り場にいろよ!」

雅「うん!」

智「和と翔ちゃんは行かないの?」

翔・和「行かない」

潤「あいつ1人は危険だろ…」

智「2人見てるからまーくんお願いできる?」

潤「わかった。材料わかるな?」

智「大体ね(笑)」

初めてここのスーパーに来るはずなのに迷うことなくお菓子売り場へと向かった松潤
いろいろおかしいけど…まぁいいや(笑)


翔「僕カート押す!」

智「ぶつけるなよ?」

翔「うん!」

そう言って俺からカートを取っては野菜売り場にぶつかりそうになる翔ちゃん
どこか抜けてるところも大人の頃と変わらない

1人では危険なため片手でカートを支えながら一緒に歩いた

もう片方の手は和の手を握っている、というか和が俺の手を全力で握っている

智「そんなに強く握らなくてもどこにも行かないよ(笑)」

和「また……忘れちゃってもすぐ思い出せるように…」





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