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いろいろ嵐 〜短・中編小説~

第4章 幼児化 〜all〜

智「……もう大丈夫だよ」

和はさっきからずっとそのことを考えて俺と手を繋いでたんだ…
5人の中で1番寂しがり屋な和
二度と寂しい思いはさせないと決めた


とりあえず3日分はあるだろう大量の食料をカートに入れお菓子売り場へと向かう
そこには難しい顔のまーくんと困っている松潤がいた


智「どしたの?」

潤「こいつがアイスとお菓子両方欲しいって言うからどっちかにしろって言ったらうーんとか言ってずっと考えちゃって…」

智「両方買えば……」

潤「甘い。嘗められるぞ」

…すみません
もう完全に松潤おかんになってます(笑)

翔「僕がアイス買って、まーくんがお菓子買って一緒に分け合いっこしよ?それならいい?潤パパ」

潤「お、おう…」

雅「そうする!翔ちゃん美味しそうなのにしてね!」

翔「まかせろぉ!」

アイス売り場へとダッシュの翔ちゃん
やっぱ彼頭いいわ…

智「和はどうする?」

和「僕いらない…」

智「和だけお菓子無しなんてできないよ。食べたいの言ってごらん」

和「……じゃあさとパパと潤パパと分け合いっこする。だから2人が食べたいの食べたい」

超いい子じゃん…
大人ではちょっかいしか出してこないのに(笑)
でもこんな幼いときからいろいろ遠慮されると逆に困るっていうか…





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