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この気持ち止められない キミのこと好きだから

第2章 まさかクラスが同じになるなんて

一年二組。

同じクラスで席が隣同士なんて楽しすぎるだろ!!
俺は小さくガッツポーズをした。


放送で俺達は呼ばれ体育館に集まった。
男女交互に座る事になり俺の右隣にあの子が座った。
すぐ手の届くところにいるのに・・・。

式が終わって、やっと教室に帰ってきた。
担任「担任の沢村だ。とりあえず自己紹介してもらおうか?簡単でいいから男女交互にしようか?」
慧「マジかぁ・・・伊井尾慧です。青葉台中から来ました。」
担任「それだけ?」
慧「さっき簡単でいいからって・・・。」
担任「あ~言ったなぁ。」
美海「青葉台中から来ました上村美海です。よろしくお願いします。」
貴大「同じく青葉台から来ました岡貴大です。」
真央「青葉台中から来ました上井(かみい)真央です。上村さんと黒木さんとは幼なじみです。」
メイ「青葉台中から来ました黒木メイです。よろしくお願いします。」
将「春日井中から来ました岡田将です。入試の時に上村さんに一目惚れしてテスト頑張りました(笑)」
マ、マジかぁ・・・やべぇ。
俺は他の自己紹介を聞くなんていう余裕がなくなった。
涼介「青葉台中から来ました田山涼介です。そこで頭抱えてる伊井尾と岡とは幼なじみで、いろんな事知ってます(笑)」
いつの間にか自己紹介は終わってた。
担任「じゃあ早速、来月末の校外合宿の委員を決める。岡と上村な!!その時のサポートと遠足のリーダーは、サポートを上井と田山、リーダーは黒木と岡田と伊井尾な。」
慧「適当じゃ・・・。」
担任「しっかりしてそうだからな(笑)!」
さっさと担任が決めてしまい帰ろうとしたら、
担任「悪いけど、委員とサポートは今から委員会な!」
真央「あっという間だったね。」
涼介「これから帰り遅くなるの続くなぁ・・・特に委員は・・・。」
マジかよ!!

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