テキストサイズ

幸せだった日々

第10章 新たな道

せっかく大好きなゆうくんとデートしてても、家に帰った時のお母さんとの関係を考えると全然楽しめなくて、途中からデートに行く気が起きなくなり、ドタキャンすることが増えた。


体調が悪くて…とか適当に理由をつけてドタキャンしてたけど、ゆうくんは薄々本当の理由に気づいてたって言ってたの。ゆうくんにはお母さんとの関係を話してなかったんだけどね…。。。きっと心配すると思うから…


でも、何度かドタキャンを繰り返してるうちに、わたしがやってることって、ムダなことなんじゃないかな…って思い始めたの。


ゆうくんとデートをしなくても、お母さんとの関係がよくなるわけでも会話が増えるわけでもないし、なによりも仕事の休みの日の楽しみがなんにもないことに嫌気がさしてきた。


このまま関係がよくならないなら、わたしがゆうくんとデートをいっぱいして嫌な顔されようと、もう関係ないっ!!!これからはわたしの好きなようにしよう!!!って思うようになって、ゆうくんと、週に1回、できたら2回はデートするようになった。



デートプランは、ショッピング→お昼ごはん→その辺をぶらぶら→ラブホテルでまったり…→夕ごはん→帰宅、映画館→お昼ごはん→ラブホテルでまったり…→夕ごはん→帰宅


上のプランでもわかる通り、わたしたちは毎回デートするたびに、ラブホテルでエッチをしていた。
毎日会えるわけじゃないから、日頃の寂しさを埋めるために体を重ね合っていた。


1日にだいたい3〜4回はエッチしていて、多い時は6〜7回していた(恥)




今までお泊まりは一度もしたことなかったけど、ゆうくんといつかふたりでお泊まりしたいねーっていう話になり、付き合って2年半が過ぎた頃、お泊まり計画を立てた。


旅行先は、ディズニーシー。


友達を含めて4人でお泊まりに行ったことはあったけど、ふたりきりははじめてだったから、とっても楽しみだった。


わたしはクリスマスシーズンのディズニーが大好きだったから、11月末にホテルの予約を取り、泊まりに行くことにした。



お母さんには、高校の時の友達と旅行に行ってくるってウソをついて、ディズニーへ行くことにした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ