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幸せだった日々

第11章 はじめてのお泊り in ディズニーシー

ゆうくんとのはじめてのお泊りは、11月末になった。ホテルの予約をギリギリでしちゃったから、ほとんど空きがなかったけど、なんとか予約することができた。


お泊り前日、当日は朝早く家を出発しなくちゃいけないから、早めに就寝…。お泊りの準備は、あまりにも楽しみすぎて、1週間以上前からしてあったから、準備万端♪


当日の朝、5:00頃家を出発して、ディズニーシーへ向かった。途中のサービスエリアで少し休憩して、ディズニーシーにもうすぐ着く楽しみでわくわくしながら本線に戻ったら…


まさかの大渋滞っ!!!


サービスエリアから本線に入るのも大変だったけど、そこからディズニーシーまでの道のりがとにかく長かった…。


ディズニーシーに8:00頃着く予定で出発したのに、予定の時間を1時間過ぎても、全然着く気配がなかった…。


せっかく早く出てきたのに、予定通り着かなかったことがホントにショックで、もうディズニーシーには行かない方がいいかも…なんて考えたりしてた。


結局、予定時間を2時間くらい過ぎて到着した。


到着するまですっごく落ち込んでたけど、シーに入った瞬間、テンションがMAXになった♪さすが夢の国(笑)


ディズニーに来ると毎回、カチューシャとか買ってたけど、買う時間がもったいなかったから、今回はカチューシャなし。とりあえず、アトラクションに乗りたかったから、空いてそうなアトラクションを探すことにした。どっちかが先に見に行って、ファストパスを取りに行けばいいんだけど、かなりの方向音痴の私を置いてくのは、ゆうくんからしたら心配だったみたいで、どこに行くにもずっと一緒だった。


途中でキャラメルポップコーンが買いたくて、その場所に行ったら…60分待ちだった…。


うきわまんという中華まんみたいなものもほしかったから、分かれて買いに行くことになった。


「しほ、ポップコーン買った後、うきわまんが売ってる場所まで来れる?」

ゆうくんが心配そうな顔で聞いてきた。


『うん。大丈夫だよー』


「ホントに?」


『もしわからなかったら、キャストさんとかに聞くから大丈夫♪』


心配をかけないように言ったけど、ゆうくんはすっごく不安だったみたいで…


「やっぱりしほをひとりにしておくのは心配だから、ポップコーンを買った後、うきわまんを買いに行こう」
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