無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　あたしは幼い頃からベルに頼って生きてきた。薬の調合用の材料を採りに行くのも、怪しげな男達に絡まれた時も助けてもらっていた。でも今年で高等部を卒業する。そろそろ一人で狩りやバトルもできるようにならなくては。いつまでも

「そんなのできない」

　なんて言っていられない。そう思い、あたしはベルに電話をかけた。あくまでもアドバイスをもらうために……。