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七年恋慕

第3章 7年前…




「―好きです、小西君…。私のチョコレート、どうか受け取って下さい!!」



―告白現場だった。

確かに、龍太郎は学年の中でも、けっこうかっこいい方だ。

明るくて、いつもクラスで皆を笑わせているから、皆の人気者だった。


あたりまえかもしれない。龍太郎を好きな子が、私の他にもいることぐらい…。


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