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笑顔のPhotography

第1章 Prologue

 献花台に色とりどりの花が手向けられる。学校の先生からの卒業証書が置かれている。たくさんの涙。棺の中は、彼女の書いた作品たち。小説や詩やエッセイ。そして、僕が撮った彼女の写真。遺影は、僕が最後に撮った彼女の写真だ。

「笑美……」


***

「秀一さん、来てくれたの?」

 お葬式が終わると笑美のお母さんが来てくれた。

「あ、はい」

 僕は軽くお辞儀をする。

「秀一さんに渡したいものがあって……。これ、あの子の日記帳。秀一さんのことがたくさん書いてあったから」

「ありがとうございます」

 お葬式が終わり一ヵ月後、僕は留学のため海外に飛び立った。

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