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好き心少なからず

第10章 想いを込めて~宇野一朝の場合~

「その時はちゃんと好きって言うから!」

入江からそんな告白をされた。

正直、入江の事は前からいいなって思ってたし、告白されて嬉しかった。

なのに。

即座に否定されて、逃げられた。

そして今では拒否られてる。

何なんだ!?

前よりも気になって、前よりも目で追って…

前よりも、好きになってる。

そんな気がする。

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