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好き心少なからず

第11章 想いを込めて~新田英嗣の場合~

「え!?ちょっと待てよ!!」

「もう決まったから。よろしくね」

勝手に約束させられて、訂正も受け入れてもらえず…

そんな事をしているうちに、調理実習が始まってしまった。

身勝手なあいつに振り回されて、心底困ってるのに…

ポニーテールが揺れて、白いうなじが見え隠れするのにドキドキする。

それすらも絢音に惑わされてるような気になってしまう。

これも作戦かよ!?

悔しい!!

くそっ!!

こうなったら、絶対に絢音より旨いカップケーキを作ってやる!!


【おしまい】

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