好き心少なからず
第39章 実験~岸田×八神~
「手順はこんな感じ」
柳瀬が黒板に準備するものと手順を箇条書きしたものを指し示した。
「まず段ボールで囲いをつくるチーム、モーターと缶の装置づくり、その他の器具準備。この3つに分かれてもらう」
そう言ってぐるりと皆を見回した。
俺はそんな様子を一番後ろから見ている。
授業じゃなくて部活だから。
主導権は部員で…俺は極力見守りに徹することに決めている。
縁の下の力持ち的な役割でいいんだ。
「一応、自主性に任せるけど、早く終わったチームは他の手伝いに回ること!!」
柳瀬の呼び掛けに、片桐が手をあげた。
柳瀬が黒板に準備するものと手順を箇条書きしたものを指し示した。
「まず段ボールで囲いをつくるチーム、モーターと缶の装置づくり、その他の器具準備。この3つに分かれてもらう」
そう言ってぐるりと皆を見回した。
俺はそんな様子を一番後ろから見ている。
授業じゃなくて部活だから。
主導権は部員で…俺は極力見守りに徹することに決めている。
縁の下の力持ち的な役割でいいんだ。
「一応、自主性に任せるけど、早く終わったチームは他の手伝いに回ること!!」
柳瀬の呼び掛けに、片桐が手をあげた。