テキストサイズ

好き心少なからず

第40章 キスしたい~梶×宮下~

「ん!!」

目を閉じて、眉を険しく寄せた顔をこっちに向けた。

「は?」

花夏の意図が掴めなくて、小首を傾げた。

すると花夏は、更に不機嫌そうに唇をへの字に曲げた。

「んっ!!」

「お前、何してんの?」

花夏の様子に半ばあきれて…少しだけ笑ってしまう。

すると花夏は片目だけうっすらと開け…

俺の姿を確認すると、顔を赤くして怒り出した!!

「もう!!何でキスしないの!?」

「はぁ!?」

不機嫌な顔で俺を睨み付けている花夏をポカンと見た。

は?何言ってるんだ!?


ストーリーメニュー

TOPTOPへ