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光の道

第14章 いやだ、死にたくない



『あ、あれってーっ!』

「…?!」


鉄棒にぶら下がっていたのは、
まぎれもない、人だった。

長い髪を垂らして手足はぐたっとしていた

まるで、キリスト教のあの絵のようだった

それは、間違いなく
クラスメイトの芦田七海だった。

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