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光の道

第14章 いやだ、死にたくない


うーん、どうしよう…

「起きそうにないな。」

佐藤くんがそう言ったときだった。


「…っ」

『?!』

「…ここは…」

芦田七海が目をさましたのだ

「あ、市川さん…。…?な、にこれ!!」

『芦田さん!落ち着いて!』

私はとっさにそう叫んだ。

「どうなってるの?!なんで、縛られて…」

芦田七海は混乱していた

「芦田さん!俺がそのロープを外すから、落ち着いて。」

佐藤くんがそう声をかけると、芦田さんは不安そうに頷いた。

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