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１階には４つ、教室があった。

２つは普通の教室。
あと２つは家庭科室(手芸)と家庭科準備室(手芸)。



まずは１つ目の教室に向かう。
…誰もいない。

２つ目。
同じく誰もいない。

次は家庭科準備室へ。
誰もいない。

そしてあとは、１階の最後の教室。
家庭科室(手芸)だけ。

私は、何だか不思議とムカムカとする感じに襲われていた。

（なんだろう。この感じ…）


そして、先に行った佐藤くんが家庭科室の扉を開けた。