テキストサイズ

光の道

第1章 始まり




そこには《始まる》ボタンが真ん中に一つ。

背景は白色。

あんまりの殺風景さに、なんだか呆気なく感じた。


「押さないの?」

友達は《始まる》ボタンをキラキラした輝いた目で見ていた。

(そんなに興味あるのか…汗)

まぁでも、どうせ子供だましな遊びで作られたサイト。

『わかった…』

私は何気にドキドキしていた。
なにもあるはずがないと分かっていたが、自然と私は緊張していた。

(よしっ!)

私は勢いよくボタンを押した。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ