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光の道

第2章 1号館


私は市内に住む高校二年生。

学校へは自転車を使っている。



8時30分、学校へ着いた。

少しだけ遅刻気味だったが、のんびりと自転車を止めて、教室に向かった。

教室に向かう途中、いつもと違う雰囲気なのを感じていた。

凄く、静かなのだ。

30分だからみんなが席についているなら分かるが、ウチの学校でそれはあり得ない。

それに、教室に向かう際に、誰一人すれ違わないし、見かけない。


(……何なんだろう。この雰囲気は…)

そして私は教室の前まできた。


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