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人外娘系

第22章 大魔王の娘降臨①

グラデラは皿から漂う死の臭いに耐えながらもムルクのテーブルまで運んだのである



グラデラ「今日の朝ご飯は高級なドラゴンの骨付き肉です」



目の前に置かれた緑色の肉の塊にムルクの表情が嫌な顔をしていた



ムルク「この肉の色が緑色で気持ち悪いよ!しかも何か臭いよ」



隣に座っていたゼネルもその臭さに鼻を抑えた



ゼネル(もしやコレッてあの腐敗ドラゴンの肉じゃないか?)



ムルク「ゼネルが先に食べて見てよ!」



ゼネル「おっ?おお・・・・いい・・・・よ?」



ムルク「もしゼネルが食べて美味しかったら私も食べるよ!見た目より味って言うでしょ?」



ゼネル(見た目って言うレベル越えてるよ!なんで僕がこんな食べ物を食べなきゃいけないんだ?)



ゼネルは腐敗ドラゴンの肉をナイフで切ると中からドロッとした液体が出てきた、緑色の液体がジューシに溢れる



ゼネル「おっ美味しそうだなぁ~」



額から汗が止まらないゼネルはなかなか口に入れない



ムルク「大丈夫?すごい汗だよ?」



ゼネル「大丈夫だよ!心配するな」




ゼネルは首を振り替えるとガデムは腕を組んでいた



ガデム(男だろ?食え!俺は食わんがな)




グラデラ(たっぷりと味わえ!)



二人に見捨てられたゼネルは半泣きしながらも一口食べることにした



ゼネル「うっ・・・・頂きます」


ナイフで一口サイズに切って食べた



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