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グラデラ「ねぇ何でこの村は人がいないの？」




「君には見えるかねこれが」




フードの男の子が手のひらを見せてきたが何もなかった



グラデラ「何も無いよ？」




「それがいい、君たちにはまだ荷が重いかもしれないから見えないのさ」



グラデラ「何言ってんのかわからないけどあんた誰よ」





「今、ここで僕にあった事は必ず忘れるさ、だって僕は・・・・グラデラだからさ」




フードの男の子の身体は羽になって消え去った



グラデラ「あれ？消えた？みんな！今の見たよな？」




エミリア「今のは一体・・・・」




ギリガム「奴は最後に自分はグラデラと語っていたがどういう事だ？」



気が付けば村はなくなって何もない平原にいたのである



ギリガム「あれも何かの幻だったのか？」



エクレア「よーし、とりあえずよくわかんないけど目的地まで出発！」



ギリガム「とりあえず細かいことは今考えなくていい、今はエルメス城に向かうのが先だ！」




こうして３人はﾌﾞﾙｶﾞｲﾝに託された指輪をエルメス城に届ける為に旅を進めるのである




続く