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人外娘系

第10章 大魔王の娘降臨プロローグ

しばらくすると一般騎士が慌てやってきた


「クルト団長!大変です、今は話している暇はありません、まずは来てください」


クルト「君はここにいなさい、見てくるから」



ムルク「わかった」



そして二人は見張り台に登って確認するとザイレンス城から北側の水平線の向こうから黒い影の塊が広がって見えていた



「先ほど偵察部隊を派遣しましたが、あれは遥か北側に位置する魔王・フルグランスが支配するトリスダム城からの進軍です」



クルト「そんはバカな!奴ら戦争でもするつもりか!それが本当ならこちらにもあの人達が偶然にもいることだ、緊急召集をしろ!今すぐに」



「わかりましたすぐに召集させます」


城内及び城下町では避難誘導を開始、一般市民と非戦闘騎士は地下へ避難する為、移動する



城下町では聖騎士の二人がベンチでソフトクリームを食べていた



「緊急召集だってさ、俺達関係ないよな?ディアス」


ディアス「グンダは行くのか?」 


グンダ「行くわけないだろ?面倒くさい」



二人の前に一般騎士が急いで駆け寄ってきた



「クルト団長から緊急召集がかかっております、速やかに来てください」



グンダ「だってさ、行ってこい!」


ディアス「お前もだ!」


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