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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸(改訂版)

第3章 夜に紛れて




「じゃぁ美紀は俺とな」


「いいよ、ケド薬は使わないからね」


「分かってるさ‥
そんなの必要ねぇくらい良くしてやるからよ‥」


軽くぁたしの耳元で囁く男‥
20過ぎくらいかな?


それなりにイケメンな良い男、見掛けだけは‥‥



「奥行こうぜ」


「うん」


ぁたしは男と2人で、店の奥の個室に入る。


大きめのソファーとテーブル、後は簡単な物しか無い‥
強いて言うなら、個室にシャワーブースがあるのが特長か??



「美紀こっち向けよ」


「ん?
んっ‥んっ‥‥」


振り向いた途端に、いきなりぁたしにキスして来る男、別に抵抗は無い‥
もう何度もそうして来たから……


ソファーに押し倒され、ブラの中に手が入って来る。



「んっ‥良いの‥‥」


 ウソ・・・


本当は、余り気持ち良いとは思わない‥
ただ相手は、ぁたしという欲望のはけ口を見付けるだけ‥‥


ぁたしはただ忘れたいが為に、男に抱かれる。


早く思い出として、心の中に整理したくて‥‥‥



「美紀、眼鏡外して良いか?」


「い・や!!」


「ちっ‥
眼鏡っ子ってのもまたそそるけどな!」


絶対に眼鏡は外さない、それがぁたしのポリシー!!



短めのスカートを託し上げられ、ショーツを取られ‥‥


中途半端で適当な前戯の後、直ぐ男のモノがぁたしの身体を貫く・・


乱暴的に近い行為‥


ただ男の欲求を満たす為の‥‥


それでも、ぁたしは演技をして、トロンと男を見て声を上げる。



「んぁっ‥はぁ‥はぁ‥」


「くっ‥良いぜ美紀‥」


こっちの事なんか考えない、一方的な行動行為‥


ただ闇雲に腰を振って、出すモノを出したら、それで終わり。


桜達に言わせれば、これが普通‥一般的だそうだ・・



だから、ぁたしもそう思い込ませて、男に身を任せる。





この3ヵ月で、ぁたしは何人の男に抱かれたのだろう??



ただ忘れたい、それだけの理由で‥‥‥


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