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君のKISSに夢☆CHU

第3章 case1,BAR☆年上の男


「彼女さんとか、いらっしゃらないんですか?」

「今はいないよ。仕事ばかりしてきたら、いつの間にか、婚期を逃してた。」

「男の人は40過ぎても、婚期逃してないんじゃないですかね。まだまだですっ。それに仕事熱心な男性は、格好いいですし。」

「ふふっ、桜音ちゃんは褒めるのが上手だね。そんな桜音ちゃんは、彼氏いるの?」

「いませんよ。」

「もったいないね。素敵な女性なのに。」

優介さんが、私の顔をじっと覗き込みながら、私の髪を優しく撫でた。


ドキッ…。


女慣れした大人な男の甘い雰囲気を感じる。


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